──ぼっち気味だった文学部4年が語る、リアルな“つながり”の作り方
こんにちは。文学部4年のN.Hです。
この春、大学生活を振り返って感じることがあります。
「あのとき、あと1歩勇気が出てたら、もっと人とつながれたかもしれない」
今回は、そんな私が**「実際に人とつながれた場所」「出会いが自然に生まれた場」**を、
体験談を交えながら紹介していきます。
テーマはずばり、
📌【早稲田式】“友達ができる”授業・サークル・イベントのガイドです。
早稲田、実は「孤独」になりやすい大学です
これは体感なんですが、早稲田って“つながり格差”がすごい。
- 初日からグループで行動する人
- 常に友達といる“つながり無双”タイプ
- 一方で、“昼休みに声を発さない日”がある人
私がいたのは、どちらかといえば後者でした。
「知り合いはいる。でも“ちゃんとした友達”がいない」感覚
クラスLINE、履修グループ、ゼミ内チャット──
連絡手段はある。
でも「一緒に昼ごはん行こう」とはならない。
- 授業が終わると、自然に“個人”に戻る
- 声をかけるきっかけがない
- サークルも、馴染めなかったら終わり
「これ、もし今“大学辞めても”、誰も気づかないかも」
そんな気持ちがよぎる瞬間が、何度かありました。
だから、“出会いが仕組み化されてる場”がめちゃくちゃ貴重だった
振り返ると、友達ができた場所には共通点がありました。
- 役割やミッションがある(自然に話す必要がある)
- 通ううちに「顔見知り→会話」になる流れができている
- 空気が“ガチすぎない”、ゆるさのある空間
この3つが揃っていると、「ぼっちでも、無理なくつながれる」。
まずは、授業編。ガチで“友達ができる講義”あります
「授業で友達作るとか無理じゃね?」と思うかもしれません。
でも、あります。実在します。
推し授業①:グループワーク型の実践科目(通称:PBL系)
- 学際科目、教職科目、ゼミナール導入などに多い
- 「授業中に必ず誰かと話す」ことが前提
- 一緒に課題・プレゼンを乗り越える → 自然と仲良くなる
「“一緒にPowerPoint作った人”とは、謎に絆が生まれる」 「“お疲れ〜”LINEから、雑談に発展することが多かった」
推し授業②:リアクションペーパー共有系
- 授業中に書いた意見が、講義内で読まれる or 配布される
- 「あの文章、面白かったよね」が会話のフックになる
- 文構・文・教職系の科目でよく見かける
「“あれ書いたの、もしかして君?”で繋がったことある」 「“文章ベースで先に相手を知る”って、意外と安心感ある」
推し授業③:ワークショップ系(演習・表現・創作)
- 少人数かつ体験型なので、“黙ってる方が逆に浮く”
- 共同作業 or 表現が前提なので、仲良くなるのが早い
- 「照れが消える」と一気に距離が縮まる
「最初“なにこれ…”と思ってた演劇ワークショップで、今の親友できた」 「“他人に作品を見せる授業”って、信頼の距離感が生まれやすい」
「サークル入ったのに、友達できなかった」問題を超えて
──“ちゃんとつながれる”団体の見つけ方、教えます
大学生活の中で「サークルで友達できた」って話、よく聞きます。 でも現実には、「入ったけど馴染めずに辞めた」人もめちゃくちゃ多い。
今回は、「つながれるサークルの条件」と、ぼっち回避のヒントを紹介します。
そもそも、“馴染めなかったサークル”の共通点って?
友人の体験談を集めると、「サークル入ったけど合わなかった」ケースにはある共通項がありました。
失敗パターン①:すでに“完成されたコミュニティ”だった
- 2年目以降のメンバーが仲良すぎて、新入生が入りにくい
- 初回で感じる「あ、この輪に入れなさそう」感
- グループLINEはあるけど、個別で繋がる流れがない
失敗パターン②:活動頻度が“多すぎる”or“なさすぎる”
- 多すぎる→「毎回来て当然」感でしんどくなる
- 少なすぎる→「気づいたら半年会ってない」関係になる
失敗パターン③:「みんな楽しそう」だけど“自分は浮いてる”
- ノリが合わない
- 学年が偏ってる(同期がいない)
- “大人数の場”に馴染めない人にとっては地獄
「“友達できるサークル”は多いけど、“誰でも友達できる”わけじゃない」
じゃあ、どんなサークルが“つながれる場”になってるのか?
実際に「そこで親友ができた」「今でも関わってる」という声が多かったのが、こんなタイプ。
① プロジェクト型サークル(メディア・地域・教育系など)
- 目的が“遊び”より“活動”なので、関係性が自然に生まれる
- “タスク共有→LINE→雑談”の流れができやすい
- 例:学生団体(広報/NPO系)、地域活動団体、学生メディア
「“一緒に何かを作る”と仲良くなるスピードが早い」 「会話が“楽しい”より“必要”から始まると、自然体で話せる」
② 少人数&趣味特化系(映画・文学・ボドゲなど)
- 毎週の活動よりも“たまに会うけど深く話せる”関係性
- 「話題が固定されてる」から雑談に入りやすい
- 顔と名前をすぐ覚えてもらえる
「無言でも気まずくない空気があって安心した」 「趣味ベースだから、“自己紹介地獄”が起きないのがいい」
③ 学部横断型(いろんな学年・学部がいる)
【実体験】ぼっちで参加したサークル合宿が“運命の転機”になった話
私は2年のとき、1人で某文化系サークルの合宿に参加しました。
正直、誘われたわけでもなく、「思い切って申し込んだ」だけ。
でもそこから、人生変わった。
- 夜、たまたま隣になった人と話が盛り上がる
- 翌日、自然にグループ移動して行動
- 気づいたら「次の企画も一緒にやらない?」と言われてた
「“共に時間を過ごした”だけで、“仲間感”って芽生えるんだ」と思った初体験でした。
授業でもサークルでもない、「つながる場所」があった
──“イベント型”で広がった早稲田の人間関係たち
それだけで、ちゃんと“友達”はできる。
大学生活の中で、少しでも誰かとそんな時間を共有できたなら、
それはきっと、素敵な出会いだったと胸を張っていい。