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「早稲田って、バカになれる天才が多いよね」

Posted on 2025年6月17日2025年7月11日 by 情報局 メンバー

──“ふざけながら結果を出す人たち”の、早稲田的リアル

「あの人、普段はバカっぽいのに、やるときめっちゃ強いよね」
そんな声を、早稲田ではよく耳にする。サークルでギャグばかり飛ばしていたはずの人が、ゼミでは鋭い発言を連発する。締切当日まで一切課題に触れていなかったのに、出てくるレポートはなぜか完璧。冗談のようなスライドでプレゼンを始めたかと思えば、最後には拍手が起きている。

一見ふざけているようで、実は頭の中はフル回転。そんな“バカになれる天才”が、なぜこれほどまでに信頼されるのか。早稲田らしい空気をまとう彼らの強さについて、卒業を目前にした今、あらためて考えてみたい。

「ふざけている」と「適当」は違う

雑談しかしないのに、レポートは常にS評価。
寝癖のままゼミに来たかと思えば、論点整理が抜群に鋭い。
スライドはネタにしか見えないのに、発表の説得力は圧倒的。

彼らに共通するのは、「ふざけている」けれど、その裏には確かな準備があるということだ。緩さを装いながら、やるべきときにはきちんとスイッチを入れる。そのメリハリが、“ただのバカ”とは明確に違う。

場を和ませるために自虐を交えたり、いじられ役を引き受けたり。彼らは意識的に“余白”をつくることで、まわりとの距離を縮めている。ふざけながらも、空気を読み、タイミングを見極めて、きちんと場を締める。

ギャップが信頼を生む仕組み

どこか抜けているように見えて、実はちゃんとしている。その“ギャップ”こそが、信頼を生む理由だ。

普段はふざけている人が、真剣な話をすると、場の空気が一気に変わる。「あの人があえて真面目に言うなら、きっと大事なことなんだろう」。そんなふうに、言葉に重みが乗る。

期待値が低いわけではない。むしろ、緩く見せているからこそ、いざというときに“高く跳ねる”。「この人に任せておけば大丈夫」という信頼は、そうした“余白のある強さ”から生まれているように思う。

“ふざける余裕”は、考えている証拠でもある

いわゆる“バカになれる人”たちは、ふざける余裕がある。だがそれは、何も考えていないからではなく、むしろよく考えているからこそできることだ。

雑談に見える会話にも、地雷を踏まない距離感がある。ふざけた言い回しの裏には、相手の反応を見ながら軌道修正できる柔軟さがある。

“イジられ役”のポジションを引き受けながら、実はグループの空気を調整している。本人にその自覚があるかは別として、結果的にその場に安心感が生まれているのだ。

早稲田には、そんな“二刀流”の人が多い

ふざけながら、きちんと課題をこなす。
遊んでいるように見えて、やるべきところでは本気になる。
早稲田には、そんな“緩さと芯”を同時に持った人が、確かに存在している。

破天荒に見えて、根は真面目。
ノリが軽いのに、任せるとしっかりやり切る。
一見チャラくても、語る言葉には重みがある。

「できるけど偉そうじゃない」
「真面目なのに堅苦しくない」

そうした絶妙なバランスが、人を惹きつけ、安心させる。

真面目なだけでは、もはや信頼されない時代

正しいことを、正しいまま言うだけでは、誰も動かない。
それよりも、「この人が言うなら聞いてみよう」と思わせる余白や、“ちょっと抜けてるけど筋は通ってる”という安心感の方が、よほど人を動かす。

今、信頼されるのは、“ずっと真面目”な人ではなく、“ふざけながらもやるときはやる”人。
完璧さよりも、抜け感と柔軟さを持ち合わせた人だ。

自分を笑える人は、他人も許せる

“バカになれる人”が信頼される理由のひとつは、自分を笑えることにある。失敗しても「やっちゃった〜」と笑い飛ばせる人は、他人のミスにも寛容だ。

常に肩の力が入っている人より、少し抜けていて、それでもやるべきことはやる人のほうが、周囲に安心感を与える。

それは、ふざけていることが“逃げ”ではなく、“覚悟ある余裕”に見えるからかもしれない。

結局、“ふざけられる人”は、強い

空気を読んで場を和ませながら、やるべきことは外さない。
ノリに乗じて軽く見せつつ、実はすでに準備は万端。
声を上げて笑わせながら、誰よりも最後まで責任を取る。

そんな“バカっぽくて優秀な人たち”は、ただ面白いだけではない。
ふざけることで人を巻き込み、笑わせながら信頼を得ている。
そして、そのどこかに、確かな知性と誠実さが宿っている。

早稲田には、そういう人がたくさんいる。
ふざけているように見えて、本質を見ている。
笑いの中に、言葉の鋭さと、考え抜いた知恵を隠している。

だからこそ、「バカになれること」は、決して軽視すべきものではない。
それは、誰よりも他人を理解し、自分を柔らかく扱える人の強さなのだ。

あなたのまわりにも、そんな“ふざける天才”はいないだろうか。
あるいは、あなた自身がそうかもしれない。

ふざけていても、考えている。
笑わせながら、ちゃんと届けている。
そんな人がいるから、早稲田はいつも少し自由で、ちょっとかっこいい。

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