基本から申請準備までまるっと解説!
こんにちは、早稲田情報局の中の人です。
今回は、「留学、気になってるけど正直何から始めたらいいか分からない…」という早大生に向けて、留学の第一歩を踏み出すために手引きをまとめました!
引用元:早稲田大学公式HP https://www.waseda.jp/inst/cie/from-waseda/abroad

Step1:まずは基本情報をチェック!
留学にはさまざまな種類や制度があり、それぞれに特徴があります。主な留学の形態には、私費で行く短期〜中長期のプログラムや、学生生活協同組合による短期留学、早稲田大学の交換留学制度(単位認定・GPA条件あり)、一部学部に限定された箇所間協定留学などがあります。
準備の時期は、短期留学であっても半年前からの準備が必要で、中長期の場合は1年前から動き出すのが基本です。
費用面では、私費留学は全額自己負担となる一方、学内の交換留学制度(EXなど)では、給付型奨学金や学費の軽減制度が利用可能です。費用の目安は、短期で月10万円〜、中長期では250〜600万円程度が想定されます。
「1年以内に留学したい」と考えているなら、今すぐ準備を始めることが大切です。
Step2:留学方式/時期を考える
早稲田大学の交換留学には、目的やスタイルに応じた5つの方式があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったプログラムを選ぶことが大切です。
まず、最も人気のある「EX(Exchange)」は、学費を早稲田大学に支払ったまま提携先大学に留学できる制度。欧米圏の大学も対象で、毎年多くの学生が利用しています。
次に「CS(Customized)」は、留学先の大学に直接学費を支払うタイプ。留学先によって費用は異なりますが、選択肢が幅広いのが魅力です。
そして「DD(Double Degree)」は、早稲田と留学先の両方の学位を取得できる高度なプログラム。将来海外でのキャリアを考えている人には理想的な選択です。
なお、交換留学の募集は年2回(春と秋)行われます。出願時期を逃さないよう、早めにスケジュールを確認しておきましょう。
Step3:留学の行き先を決めよう
「とにかく留学に行きたい!」という気持ちも大切ですが、成功する留学のためには、自分の目的に合った行き先を選ぶことが重要です。
たとえば、アメリカは課題が多く、しっかりと学びたい人や英語力を本格的に伸ばしたい人に最適。名門大学も多く、チャレンジングな環境が魅力です。
ヨーロッパは教育や福祉分野が充実しており、専門性を深めたい人にぴったり。また、国をまたいでの旅行がしやすく、旅好きの学生にも人気です。
アジアは日本とのつながりを意識した学びやネットワークづくりに最適。距離が近く費用も比較的抑えられるため、経済的な面でも魅力があります。
大学によっても雰囲気や立地、留学生の多さが異なるため、「行きたい国」だけでなく具体的な大学までイメージしておくことが成功への近道です。
Step4:申請条件を確認し、万全の準備を
留学を実現させるうえで、最も重要ともいえるのがこの「申請準備」です。特に、成績や語学力といった条件は、短期間で整えられるものではありません。だからこそ、早めの準備が欠かせません。
まず確認すべきはGPA(成績評価値)です。これは留学の選考だけでなく、奨学金の申請にも直結する非常に重要な指標です。評価は、A+が4.0、Aが3.5、Bが3.0、Cが2.0、Fが0.0といったスケールで算出されます。1年生のうちからしっかり成績を積み重ねておくことで、後の選択肢が大きく広がります。
次に欠かせないのが語学スコアです。TOEFLやIELTSなどの試験は、留学先の大学や国によって必要な種類やスコアが異なります。特に近年はスピーキング力を重視する傾向も強まっており、単なる知識ではなく実践的な語学力が求められます。
これらの語学試験は、希望日に受験できないこともあるため、早めに試験日程を押さえておくことが重要です。余裕を持って複数回受験できるよう、スケジュールを計画的に立てましょう。
つまり、「GPA」と「語学スコア」こそが留学準備の二本柱。どちらも一朝一夕では整えられないからこそ、早い段階から意識して取り組むことが、スムーズな留学実現への第一歩となります。
おわりに
「行きたい!」と思ったら、今すぐ動こう
早稲田の留学制度は選択肢も多く、制度もしっかりしています。
だからこそ「情報収集→計画→準備」を早めにしておくと、グッと現実味が増します。
「何から始めていいか分からない」人も、この記事をきっかけに、まずは留学センターのサイトをチェックしてみてください!
画像引用元:早稲田大学公式HP https://www.waseda.jp/inst/cie/from-waseda

この記事は、早大生の実体験と制度情報をもとに構成しています。
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