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「GPA、ぶっちゃけいくつあれば“高い”と言えるのか?」

Posted on 2025年4月15日2025年7月11日 by 情報局 メンバー

GPA3.1、これは高いの?低いの?という永遠の問い

成績開示のたびに頭をよぎるのが、「GPA、どのくらいなら“まあまあ”って言えるのか?」という、誰にも聞けないけどみんな気にしてる問題。特に「GPA3.1」という数字、微妙にリアクションに困るラインで、褒められもせず、落胆されるわけでもなく、ただ「ふーん」で終わりがち。

でも本当に「ふーん」で済ませていいのか? 他の人はどう思ってるのか? ちゃんと比較してみたい人のために、数字と体感を一度整理してみる。

“高い”の境界線はどこか、30人に聞いてみた

文構・社学・商・教育・理工など幅広く聞いてみたところ、GPA3.5あたりが「すごい」と思われる境界、3.0以下で「気になるかも」のゾーンに突入するとのこと。

  • 3.7〜4.0:化け物。推薦や奨学金で名前呼ばれる枠
  • 3.4〜3.6:あっ、この人はできる
  • 3.0〜3.3:真面目にやってるんだろうな、って感じ
  • 2.7〜2.9:わりと普通。とくに反応なし
  • 2.4〜2.6:少し“あっ”ってなる
  • 2.3以下:聞こえないふりしておくライン

つまり、3.1は「地味にがんばってる人」に対しての“静かなリスペクト”を受ける数字。派手ではないけど、悪くもない。むしろ多くの学生がいる“真ん中のリアル”だ。

同じGPAでも、学部が違えば意味が変わる

たとえば理工学部で3.0超えたら、正直かなりすごい。それに対して、文構や文では「ふつうだね」で終わる。だから数字だけで比較しても意味がない。

  • 文構:3.3〜3.7が平均的。A+を出す教授が多い
  • 商・社学:3.0〜3.4。講義の組み方次第でばらつく
  • 教育(文系):3.0〜3.3。レポート量が意外と重い
  • 教育(理系):2.5〜3.0。実習がGPAクラッシャー
  • 理工:2.2〜2.9が主戦場。テストの難易度が異常

GPA3.1は、文構なら「ちょっと物足りない」、理工なら「英雄の域」。学部の“空気”を読まずに数字だけで比べると、判断を誤る。

GPAが高い人、なにしてる?の答えは意外と地味

聞いてみると、高GPA民は総じて“戦略と習慣”で勝っている。

  • 出席重視の授業は絶対にサボらない
  • 締切の管理がプロ並み。提出忘れゼロ
  • 毎回の小テストやリアクションペーパーでコツコツ積み上げ
  • 授業そのものを楽しんでる。つまり学びオタク気質
  • 「効率よく評価されること」を無意識に探している

決して“天才肌”ではなく、むしろ地道でコントロール重視のタイプが多かった。「楽して高得点」ではなく、「ちゃんとやってるから取れてる」人がほとんど。

就活でGPAが効くのは、一部企業だけ

GPAが選考に響くかどうかは業界次第。

  • 外資・コンサル・一部金融:GPA3.5以上を“非公式足切り”にしてくる
  • 大手日系企業:ESに書かせるけど、面接ではあまり触れられない
  • ベンチャー・クリエイティブ系:そもそも見てない

つまり、GPAは「足切り回避用のパス」くらいに考えるのがちょうどいい。就活で刺さるのは、“なぜその点数になったか”と“その時間で何をしていたか”。

GPAが高くなくても、留学やボランティア、学外活動で語れる経験があれば面接で評価される。むしろGPAが高いだけで、中身が薄いと「勉強だけしてた人」と思われることもある。

数字が高すぎると、人間関係では浮く説ある

「GPA3.8の彼氏、勉強はすごいけど会話がマジで成績管理」
「GPA高い女子、飲み会で浮いてる…」

これは完全に偏見ではあるけれど、現場の声は確かに存在する。高GPAは“真面目”や“固い”のイメージを背負うことがある。もちろん全員じゃないし、高GPAでも柔らかい人もいる。でも、「ガチ勉強勢」はそれだけでちょっと距離感が生まれやすいのも事実。

GPAが“恋愛偏差値”ではないのは間違いないけど、印象に影響を与えることはあるかもしれない。

XでGPA晒す人たちの心理と文化

成績開示のたびに現れる「GPA3.9です!!!」という投稿。それにリプがつく。

「すご!」「理工でそれは神」「見習いたい」

一方で、「GPA2.1だけど元気です」系のネタ投稿もバズる。

SNSでGPAを晒すのは、自慢と同時に“自己開示による安心感の共有”でもある。誰もが気にしている数字だからこそ、みんな見たがるし、安心したい。

そして、自分のGPAを“キャラ付け”に変えることで、数字に縛られすぎないようにしている人もいる。

GPA低くても、大丈夫。という根拠を出しておく

実際にGPA2.5前後でも、企業から高評価を得ている人たちは多い。その共通点は、“語れる経験”を持っていること。

  • 長期インターンで成果を出した
  • 留学中にプロジェクトを立ち上げた
  • サークルを通じて組織マネジメントを経験した

成績が悪かったことを正直に話しつつ、それ以上の“中身”を提示できるなら、むしろ印象はプラスになる。

「どうせ見られないからいいや」ではなく、
「見られても話せるようにしておこう」が正解。

数字を上げたいなら、履修と習慣がすべてを変える

GPAは“ノリ”では上がらない。でも“やり方”次第で確実に上がる。

  • 授業評価をリサーチして履修する
  • 出席点・課題重視の科目で取りこぼさない
  • 毎週の締切をGoogleカレンダーとToDoリストで管理
  • 教授のクセと傾向をつかんで対策

そして何より、「諦めなければ、GPAはまだ伸びる」ということを忘れないでほしい。特に1・2年生のうちに意識できれば、まだまだ間に合う。

GPAは、あなたの大学生活そのものじゃない。でも、ひとつの証拠ではある

この数字が、すべてを語るわけじゃない。だけど、振り返れば「その時、自分が何を大事にしてたか」がわかる手がかりになる。

3.8でなくてもいい。1.5だからって人生が終わるわけでもない。

大事なのは、「そのGPAに、自分が納得できてるかどうか」。

「GPAどうだった?」が、“生き方”を話すきっかけになる大学がいい

Xでは「#GPA自己申告大会」が静かに盛り上がっている。

高くても低くても、その数字に“あなただけの背景”がある。

笑いに変えてもいいし、誇ってもいい。

それが、早稲田という場所の、数字を超えた面白さでもある。

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