
1. 導入
斎藤:本日はよろしくお願いします。まずは皆さんの自己紹介をお願いします。
大澤:企画本部人材開発部新卒採用課、課長の大澤です。よろしくお願いします。
私は、新卒で統合前のグループ会社に入社しました。2024年の10月の統合を経て、現在の株式会社マーブルでは新卒採用の責任者をしています。元々はエンジニアとして入社し、金融系の業務を中心に、証券、銀行、保険、税金関係のプロジェクトを経て、管理・マネジメント業務に異動になり今に至ります。
村石:村石と申します。私も新卒で、マーブル統合前のグループ会社にエンジニアとして入社しました。
最初は、サーバーやネットワークの構築などを行うインフラ系業務を経験し、3年目にアプリケーション系に異動しました。
その後は鉄道系・ICカード系のシステムや、一般企業向けの管理システムなどを作ってきました。SE、リーダー、マネージャーといった一通りの立場を経験し、マネジメントを行っている際に、新卒向けの会社説明会や一次面接に参加する機会が増えました。
入社13年目のとき、当時新卒採用を担当していたチームからお声掛けいただいたことをきっかけに、新卒採用を担当するようになったという経緯です。
岸:岸と申します。私は新卒入社ではなく、マーブルの前身である東京コンピュータサービス株式会社に2020年5月に中途で入社いたしました。
実はこの1年3ヶ月ほどお休みをいただいておりまして、今年の4月に復職したところです。産休・育休を取得し、子供が1歳になったのを機に戻ってきた形になります。
2. 企業の概要
斎藤:ありがとうございます。早速ですが、株式会社マーブルがどういった会社なのか、業務や事業内容、そして合併によってどのような変化があったかをお伺いできますでしょうか。
大澤:事業としてはソフトウェア開発がメインです。マーブル統合以前は、グループ各社でそれぞれ得意な分野が異なっており、例えばお客様のニーズを伺い要件定義を行うコンサルティング業務や設計といった、いわゆる上流工程に特化した会社もあれば、そこからの基本設計を得意とする会社、製造開発、テスト工程に強みを持つ会社などもありました。
また金融など、ひとつの事業分野に特化した会社もあり、グループ内にはそれぞれの強みを持った会社が並立している状態でした。しかし、グループ会社とはいえ法人が違う為、どうしても組織として壁ができてしまったり、連携がスムーズにいかない部分もありました。
マーブルという一つの会社に統合したことで、連携強化はもちろん、上流から下流までのすべての工程を一気通貫で対応できる企業へと生まれ変わったことが最も大きな変化だと思います。

3. 企業の強み
斎藤:上流から下流まで一貫して手がけられるようになったのが大きな変化なのですね。基本的には前身もソフトウェア開発がメインだったとのことですが、他のソフトウェア開発企業やSIer企業と比べた際、マーブルさんならではの特徴や強みはどこにありますでしょうか。
大澤:マーブルの大きな特徴のひとつは、この「規模感」です。
社員数は8,700名と、独立系SIerとしては有数の規模であり、北は北海道から南は鹿児島まで、日本全国に拠点網を有しています。
それぞれの支社・オフィスでは、地元企業との仕事を通じて地域社会に貢献したり、それぞれの地域同士をつなぎ、首都圏の先端技術案件に全国からリモートで参加するなど、社員数と拠点数、それぞれの規模感を活かした連携が盛んです。
首都圏の案件をただ地方に配分するという形を取る会社もあるかもしれませんが、マーブルの場合は、首都圏も含め、それぞれの地域にしっかりとした地盤を持つ各支社が、地域への貢献を意識しながら案件を進めています。
斎藤:学生視点だと「独立系SIer」とそうじゃない場合の違いや特徴に疑問を持つことが多いのですが、独立系だからこそできるメリットについて詳しくお伺いできますか。
大澤:メーカー系のように、決まりきった案件や内容をそのままやるわけではない点が、独立系の大きな特徴です。その地域の情勢や市場感に応じて、柔軟な動きができるというところが独立系の強みだと思っていて、例えば、日本政府が金融投資に注力している状況であれば金融系の案件を強く推進していくなど、時代や社会情勢のニーズに合わせ、フレキシブルに対応できる点が「独立系SIer」の最大の強みです。
4. 社内の雰囲気
斎藤:ありがとうございます。続いて、会社の全体的な雰囲気について教えてください。人数がとても多い会社ですが、縦横の繋がりや社風はどのようになっていますか。
大澤:実際の勤務スタイルとしては、お客様の現場(客先)に行くことが多いです。なぜ客先かと言うと、エンドユーザーから要件を直接聞いて、システムの設計で応えていく手法を取ることが多いからです。
その場合は、それぞれのプロジェクトに配属されて、そこで仕事をすることが多いため、配属先のプロジェクトごとに雰囲気が違ったりします。実際、現在は約7〜8割の社員が、お客様先に常駐して日々の業務を行っています。
斎藤:客先常駐が多いとなると、社員同士の繋がりやフォロー体制が気になります。
大澤:そこに関しては、1on1制度やメンター制度といった制度があり、しっかりとフォローしています。1ヶ月に1回、評価をする立場の人(評価者)と面談をしたり、業務外の内容も気軽に相談できるようメンター制度も導入しています。
また定期的に「帰社会」という形で、社内の情報を共有したり、普段別プロジェクトにいて会えない仲間と交流できる機会が設けられていますし、帰社会後には懇親会が開催されたり、平均すると月に1回程度は社員間で交流できるタイミングがあります。
斎藤:働きやすさの面、例えば残業時間や有給休暇の取りやすさなどはいかがでしょうか。
大澤:休みは取りやすい環境ですね。基本的に、休暇申請にNGを出す人はいないと思います。逆に言うと、申請の時点で業務スケジュール的に難しい場合は、お客様と相談してスケジュールを調整したり、あるいは他の人に少しサポートしてもらうなど、みんなで協力していこうという雰囲気があります。
例えば、1週間程まとまった休みが必要、という場合でも、現場も含めて調整ができれば問題ないよという形で結構皆さん受け入れてくれるので、比較的休みは取りやすいんじゃないかなと思いますね。
有給の取得率についてはホームページにも掲載されていますが、全社平均で14.1日です。比較すると、中堅や若手は有給をかなり有効活用しているかなと思います。また、残業時間に関してもしっかりと管理していますので比較的少ない方かと思います。
岸:女性の働きやすさという点でも、マーブルは「えるぼし」を取得するなど、積極的に女性活躍推進に取り組んでいます。そのため、女性がいろんなライフステージの変化を迎えたとしても、働き続けやすい環境はあるのかなと思います。今、私も時短勤務をしていますが、復職前に上司の大澤に色々相談をして、フレキシブルに働けるように調整してもらいました。そういう意味でもすごく助かっている部分はありますね。

5. キャリアパスについて
斎藤:新卒でマーブルに入社した後のキャリアプランや、どういったキャリアを歩む方が多いのかについて教えていただけますか。
大澤:基本的にはエンジニア職種のキャリアになります。エンジニアのキャリアも細分化すると、テスター、その後にプログラマー、その後システムエンジニア、チームリーダー、チームマネージャー(チームアシスタント)のような形で、社内でのポジションに応じて段階的にキャリアを積んでいくような形です。
私や村石のように、管理部門などにキャリアチェンジする人もいますが、約8~9割の社員は、エンジニアとしてのキャリアを積み重ねていきます。
一方でマーブルでは「カラフルキャリア」と謳っていて、それぞれの人生のキャリアは、その人自身が選び、歩んでいってほしいという思いがあります。エンジニアとしてのキャリアの多様性はもちろん、他の職種も含めてキャリアを検討・構築できる、キャリアの流動性を確保するため、現在マーブルでは社内公募制度も検討中です。社内公募制度を利用することで、エンジニアから他職種へのキャリア変更も含めた、キャリアの選択肢を増やすことができると考えています。
斎藤:エンジニアとして採用される学生は、やはり元々プログラミングなどの経験がある理系の方が多いのでしょうか。文系や未経験からでも目指せるものですか。
大澤:エンジニア志望の方に限ると、やはり理系の方の志望度や意欲が強い印象を受けますが、最近ではITに興味を持ち、挑戦したいという強い思いを抱いている文系の方に出会う機会が増えています。
そのため、マーブルでは未経験者であっても、可能性を十分に考慮した上で一緒に働けるかどうかを判断しています。実際に働いている社員も、理系が極端に多いわけではなく、理系と文系の割合は半々程度。
採用においては、文理を問わず、その人のやる気や資質を重視して判断しています。実際、私自身も文系学部の出身で、まったくの未経験からスタートしました。
村石:エンジニアとしてのキャリアは、研修から始まります。研修をしっかりと受けた後に現場へ配属されますので、未経験でも安心してください。
入社後はまず全国の新入社員がオンラインで参加する「新入社員共通研修」を行い、働く上で必要なビジネススキルを2〜3週間かけて学びます。その後、データベースやシステムソフトウェアの基礎、プログラミング言語を学び、開発実習を行う3ヶ月間の研修へと移行します。
研修終了後は各部門に配属され、部門独自の研修や、OJT(職場での実践教育)を通じてスキルを磨きます。また、入社後もキャリアに応じた「階層別研修」が用意されており、新入社員向けから低年次向け、さらに中間層やマネージャー向けまでと、段階的な育成プランが整っています。こうした研修を通じて、キャリアパスに沿った成長をサポートする仕組みがマーブルの強みです。
大澤:ちょっと補足すると、マーブルでは新人を1人だけで現場に送り込むことはありません。新人の方は、体制が整ったプロジェクトや案件に配属され、常に近くに先輩社員がいる環境で業務を行うことになります。
配属先のチームではマーブルの先輩方が、安心して働けるようサポート体制を整えていますので、先輩たちと共に、業務を通じて成長していくことができます。
村石:中長期的なキャリア面で言えば、全国に拠点網を構築しており、Uターン希望にも対応可能である点がマーブルの特徴です。
例えば、介護や結婚など家族やライフステージの変化に伴い、他の支社や地域への異動も柔軟に行うことができます。地方出身の学生が首都圏で働き始めたとして、その後30代・40代で地元に戻りたい場合などにも対応可能で、ライフステージに合わせた異動を行う方も数多くいます。

6. 欲しい学生像
斎藤:それでは、マーブルさんが求める学生像について、具体的にどういった学生に来てほしいか教えてくだば、「IT技術を使って社会に貢献したい」という思いを持つ人は多くても、その思いを具体的な行動に移し、何らかの形で残せている人となると限られてきます。
学生時代、アルバイトや学業といった経験の中で、課題を見つけ、考え、行動し、対処していった経験は誰しもが持っていると思います。
ただし、それを受け身の姿勢で行うのではなく、主体的・能動的に取り組むことができる人。そんな人を、マーブルでは求める人物として定義しています。
村石:「文系だし、自分でもできるかな」と不安に思われる学生さんも多いですが、極端な言い方をすれば、誰にでも可能性はあります。
ただし、文系・理系を問わず、「この業界で学び、成長していきたい」という強い意志がないと、実際にやり遂げることは難しい。そのため、意欲や熱意を持っている方かどうかを私たちは見ています。
7. 早大生へのメッセージ
斎藤:最後に、学生の皆さんに向けてメッセージや、マーブルさんだからこその魅力を改めてお伝えいただけますでしょうか。
大澤:マーブルは「人に寄り添う」ことを非常に大切にしています。一般論として、会社は利益を追求する一方で、社員のキャリアプランについては「自分で成長してください」というスタイルのところも多いと思います。
しかし、マーブルではその人が、自分自身の人生観や希望をもとにキャリアプランを選定し、成長していけることを重視していますし、そのための環境整備に力を入れています。マーブルには、様々なお客様を通じた様々な案件・仕事があるため、キャリアの選択肢が広いのも特徴です。
自分の成長に合わせた案件を選べる点は、社員にとって大きなメリットだと思います。私自身も案件を決める際、複数の選択肢から希望するものを選ぶことができました。
他社では一方的に案件を割り振られることもあるかもしれませんが、弊社ではしっかりと対話を重ね、本人が納得した上で配属先を決定します。
このような仕組みを通じて、これから入社される方を含めた社員全員にとって、望むキャリアプランを描きやすい環境が用意されていること。それが弊社、マーブルの大きな魅力だと考えています。
斎藤:本日はご丁寧にお話しいただき、本当にありがとうございました。
