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「簿記の知識ゼロ」から税のプロへ。文学部出身の羽田さんが語る、国税局のチームプレーと手厚い育成

Posted on 2026年3月12日2026年3月12日 by 情報局 メンバー

こんにちは!早稲田大学2年の斉藤です。

皆さんは「国税局」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?正直、僕ら学生にとっては「一番遠い場所」というか、映画の『マルサの女』みたいな怖いイメージや、とにかくお堅い役所仕事……という印象が強いんじゃないでしょうか。

でも、実際はどうなのか? 今回、早稲田の大先輩でもある東京国税局の羽田(はた)さんに、オンラインでガッツリとお話を伺ってきました。

早稲田や高田馬場の飲み屋「一休」や「わっしょい」の話題で盛り上がるような、意外すぎる「国税局の素顔」から、気になるお給料、さらには「文学部出身でも大丈夫?」という切実な疑問まで。同じ文学部の僕が、等身大の視点で切り込んできました!

実は「早稲田閥」が最大勢力!? 馬場の夜と国税局の意外な関係

斉藤: 羽田さん、本日はよろしくお願いします!まず驚いたのが、羽田さんも僕と同じ早稲田の、しかも文学部のご出身なんですよね。

羽田さん: そうなんですよ。当時は「第一文学部」という名称でしたが、西洋史を専修していました 。今の斉藤さんと同じで、学生時代は国税局なんて縁もゆかりもない生活を送っていましたね(笑) 。

斉藤: 文学部から国税局!そのギャップに驚きです。やっぱり局内では早稲田出身の方って多いんですか?

羽田さん: めちゃくちゃ多いですよ。私が入った頃は「一番多いのは早稲田じゃないか?」というくらい周りに早稲田出身者がいました 。今の私の部署でも、20数名のうち3人が早稲田出身です 。これ、役所の中ではかなり高い割合なんですよ。

斉藤: へぇ〜!それは心強いですね。

羽田さん: 職場のメンバーで「飲みに行くならやっぱり馬場(高田馬場)でしょ!」なんて言って集まることもあります。斉藤さんは「一休」とか行きますか?

斉藤: 「一休」!めちゃくちゃ行きますよ。あの2階の座敷、店員さんに声が届かなくて階段まで呼びに行く感じ、今も変わらないです(笑)。

羽田さん: あはは、懐かしいな!階段まで顔を出して注文するあの感じね 。あそこの瓶ビールは安いし、学生時代は本当にお世話になりました。うちの同期ともよく行きましたよ 。

斉藤: まさか国税局の方と馬場の居酒屋トークができるとは思いませんでした。

羽田さん: 国税局って、外から見るとお堅いイメージがあるかもしれませんが、中に入ると意外とノリが良くて、面倒見がいい人が多いんです 。電話対応で困っていたらすぐに先輩が「どうした?」って声をかけてくれたり、失敗しても「俺の時の方がもっとひどかったよ」なんて笑い飛ばしてくれたり 。チームプレーを大事にする、実はすごく「人間味のある」職場なんです 。

民間経験者が語る「専門性」の魅力。なぜ公務員に?

斉藤: 羽田さんは、新卒でそのまま国税局に入られたわけではないんですよね。

羽田さん: はい。最初は民間の不動産会社で、ディベロッパーとして土地の仕入れを担当していました 。リーマンショックの影響で業界が厳しい時期で、自分のステップアップを考えて転職を決意したんです 。

斉藤: なぜそこで「国税局」だったんでしょうか?

羽田さん: 前職で「土地の評価」をするのがすごく楽しかったんです 。この土地をいくらで仕入れれば利益が出るか逆算する……。そういう専門的な知識を突き詰める仕事を続けたいと思った時、公務員の中で唯一ピンときたのが、税を通じて不動産評価も扱う「国税」でした 。

斉藤: 地方公務員とか、他の役所は考えなかったんですか?

羽田さん: 地方公務員だと数年ごとに全く違う部署に異動する「ゼネラリスト」としてのキャリアが一般的ですが、国税は「税金」という分野を一生かけて突き詰めていく「スペシャリスト」の道です 。退職する頃には、誰にも負けない専門知識が身についている。そこが大きな魅力でした 。

ぶっちゃけ、仕事って「怖い」んですか? 税務調査と差押えのリアル

斉藤: 学生が一番気になっているのが、具体的な業務内容です。ドラマのイメージだと、いきなり家に踏み込んで「差押えだ!」みたいな怖いイメージがありますが……。

羽田さん: 基本的に、入庁して最初の数年間は「税務調査」か「徴収(ちょうしゅう)事務」のどちらかに配属されます 。斉藤さんがイメージされているのは「徴収」の方かもしれませんね。

斉藤: やっぱり、無理やり取り立てるような感じなんですか?

羽田さん: いやいや、いきなり差押えなんてことはありません 。まずは電話やお手紙、直接訪問などでしっかりとお話を聞くことから始めます 。事情がある方にはどうやって納めていくか相談に乗りますし、それでも誠意なく納税を拒み続ける方に対して、最終的に「公平な社会を守るため」に毅然とした態度で財産を差し押さえる、という流れです 。

斉藤: なるほど。まずは対話ありき、なんですね。

羽田さん: 「税務調査」の方も同じです。申告内容に誤りがないか、実際に現場へ伺って帳簿を確認します 。決して「粗探し」をするのが目的ではなく、「適正な納税をサポートする」という使命が根本にあるんです 。

「文学部でも大丈夫?」充実しすぎている研修制度

斉藤: 羽田さんも僕も文学部ですが、ぶっちゃけ「簿記」とか「会計」とか、まったく分からない状態で入っても大丈夫なんでしょうか?

羽田さん: 全く問題ありません!私も入るまでは専門知識なんてゼロでしたから(笑) 。国税局は研修制度がとにかく手厚いことで有名なんです。

国税局の3年間の育成ステップ

期間内容
入局直後(3ヶ月)基礎研修:税法や会計のイロハをみっちり学びます 。
配属後(1ヶ月)専攻税法研修:配属された部署(法人・個人など)に特化した専門税法を学びます 。
実務(2年)OJT:先輩職員に同行し、現場での仕事の進め方を学びます 。
2年経過後(7カ月)専科研修:事例研究などを通じて、より高度な理論と税法への理解を深めます 。

羽田さん: つまり、3年かけて一人前の職員を育てるカリキュラムが組まれているんです 。だから「今の時点で知識がない」という理由で選択肢から外してしまうのは、本当にもったいないですよ 。

気になる「お金」と「将来」の話。お給料は一般の公務員より高い?

斉藤: せっかくなので、聞きにくいことも聞いちゃいます。国税局ってお給料いいんですよね?(笑)

羽田さん: はっきり言いましょう。一般の国家公務員(行政職)よりも、一割ぐらい高いです 。

斉藤: おお!一割も!

羽田さん: 「税務職」という専門の給与体系が準備されているからなんです 。難しい仕事、専門性の高い仕事をしているという評価ですね。

  • 40歳前後の年収:約800万円(順調に昇進した場合)
  • 管理職の場合:1,000万円の大台に乗ることもあります

羽田さん: 公務員としての安定感はもちろんですが、「給料が高いから」という理由で志望する人も正直に言って中にはいますし、それはそれで立派な動機だと思いますよ 。

斉藤: さらに、長く勤めると「税理士」の資格ももらえると聞いたのですが……。

羽田さん: そうですね。現行の制度では、23年程度勤務すれば税理士試験が免除され、資格取得の道が開けます 。人生100年時代、定年後も「税理士」としてセカンドキャリアを築けるのは、国税ならではの大きな強みですね 。

羽田さんから早稲田生へメッセージ

斉藤: 最後に、この記事を読んでいる早稲田の後輩たちに一言いただけますか?

羽田さん: 国税局には「正直者には尊敬の的、悪徳者には畏怖(いふ)の的」というスローガンがあります 。地味に見える仕事かもしれませんが、誰かがやらなければこの国の財政は成り立ちません 。不正に立ち向かい、適正な申告と納税を実現した時の達成感は、何物にも代えがたいですよ。

羽田さん: 必要なのは、難しい簿記・会計の知識ではなく、「コミュニケーション力」と、少しの「正義感」です 。馬場での飲み会が大好きなノリの良い学生さんも、ぜひ一度、選択肢に入れてみてください(笑)。

斉藤: 羽田さん、今日は本当にありがとうございました!僕も「一休」でおばあちゃんの顔を見てから、将来のことを真剣に考えてみます!

【斉藤の編集後記】

取材を終えて一番意外だったのは、「国税局の人の温かさ」でした。羽田さんは終始笑顔で、馬場のローカルネタで盛り上がる気さくな方。

「文学部でもスペシャリストになれる」「3年かけて一人前の職員にする」「お給料が一般の公務員より高い」。これだけでも、食わず嫌いしていたのがもったいなく感じました。

試験のハードルはありますが、最近は「面接重視」の流れになっているとのこと 。早稲田のネットワークも強いこの職場で、一生モノのスキルを身につける……。僕らの世代にとって、意外と「アリ」な選択肢かもしれません!

もっと詳しい採用情報や、羽田さんがおっしゃっていた「研修の裏側」に興味がある方は、ぜひ東京国税局の採用ページを覗いてみてくださいね。

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