みなさんこんにちは!
早稲田大学生向け情報メディア、早稲田情報局です!
今回は、早稲田大学の中でも「忙しそう」「頭良さそう」「なんか本キャンにいない」「実験で死んでそう」と思われがちな、理工学部について紹介します!
まず最初に言っておくと、今の早稲田には、厳密には「理工学部」という1つの学部はありません。
現在の早稲田理工は、
- 基幹理工学部
- 創造理工学部
- 先進理工学部
の3学部に分かれています。
でも、早稲田生の会話ではまとめて「理工」と呼ばれがちです。
気になりますよね…!
今回は、早稲田理工3学部の違いから、単位、偏差値、進路、キャンパス、そして理工あるあるまでまとめてご紹介します!
- 基幹・創造・先進3学部の違いが分かります!
- 理工の入試情報と偏差値が分かります!
- 1、2年生の忙しさの実態が分かります!
- 基礎実験や3Kの真実が分かります!
- 理工生のリアルな進路が分かります!
目次
- 早稲田大学【理工】とは?
- 【入試情報】早稲田理工、3学部まとめて同じ試験です
- 【基幹理工】数学・情報・機械・電子。理工の「土台」感が強い!
- 【創造理工】建築・機械・環境・経営工学。ちょっと「大学生っぽい理工」!
- 【先進理工】物理・化学・生命。研究色が一番強い!
- 【単位】理工は忙しい!1、2年は高校より大学してない説
- 【基礎実験】忍耐力がつく
- 【3K】建築・応化・総機は大変と言われがち
- 【サークル】理工生、2つ両立はキツい。でも新歓は多めに見ろ!
- 【バイト】サークルよりバイト派も多い?
- 【男女比】理工は男子多め。でも建築と生命系はちょっと違う!
- 【教養科目】フルオンデマンド心理学、人気すぎ問題
- 【キャンパス】理工は西早稲田キャンパス!本キャンとは別世界?
- 【進路】理工は大学院進学がかなり多い!
- 【理工あるある】いい人が多い。でもみんな忙しい
- 早稲田理工3学部のまとめ
早稲田大学【理工】とは?
まずは公式の見解から見ていきましょう!
早稲田大学の理工学術院には、学部として「基幹理工学部」「創造理工学部」「先進理工学部」があり、それぞれの中に複数の学科が設置されています。
まとめると、早稲田理工は、
- 数学・情報・機械・電子をやる基幹理工
- 建築・機械・経営工学・環境をやる創造理工
- 物理・化学・生命科学をやる先進理工
という感じです。
ざっくり言えば、
- 基幹=理工の土台・学問そのもの
- 創造=社会に近いものづくり・建築・環境
- 先進=物理・化学・生命系の研究色強め
です。
もちろん雑な分け方ですが、これでわかりやすくなるのではないでしょうか。
【入試情報】早稲田理工、3学部まとめて同じ試験です
ここで、受験生向けに理工3学部の基本的な入試情報も見ておきましょう!
早稲田大学の理工系は、基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の3つに分かれています。
偏差値は、旺文社パスナビの河合塾データでは、基幹理工学部が65.0〜67.5、創造理工学部が65.0、先進理工学部が65.0〜67.5となっています。共通テスト得点率は表示されていません。理工3学部は、一般的な共通テスト利用方式で入る学部というより、早稲田の個別試験でしっかり勝負するタイプです。
2026年度の一般選抜では、基幹理工・創造理工・先進理工は同じ試験日・同じ試験問題で実施されます。そのため、3学部間の併願はできません。試験科目は、基本的に数学・理科・外国語の3教科。数学120点、理科120点、外国語120点の合計360点で判定されます。
理工の入試で特徴的なのは、まず理科です。学部・学科・学系によって、物理・化学・生物の中から2科目を選ぶ形になります。基幹理工では学系によって理科の組み合わせが変わり、創造理工は物理・化学のAパターンのみ。先進理工は学科によって、物理・化学、物理・生物、化学・生物のパターンがあります。
もう一つ、建築学科だけは少し特殊です。
創造理工学部の建築学科を受ける場合、数学・理科・英語に加えて、翌日に空間表現の試験があります。内容は鉛筆デッサンなどで、配点は40点。つまり、建築だけは「理系科目ができる」だけではなく、空間を捉えて表現する力も見られます。建築、やっぱり別枠感があります。
基幹理工は、学科単位ではなく学系単位で募集されます。入学後、1年次から2年次に進級する際に所属学系内の学科を選びます。ただし、希望が集中した場合は1年次の成績も考慮されます。つまり、基幹理工は「入ってから学科を決められる」一方で、1年生からちゃんと成績を意識する必要があります。
一方で、創造理工と先進理工は基本的に学科単位で募集されます。建築、総機、経シス、応化、生命医科など、入試の時点でかなり進む方向が決まるイメージです。先進理工だけは、同一の理科解答パターンを持つ学科を第二志望として選べる例外があります。
理工は「早稲田の理系」というだけでかなり強そうに見えますが、入試も普通にガチです。
【基幹理工】数学・情報・機械・電子。理工の「土台」感が強い!
基幹理工は、早稲田理工の中でも「理工っぽさ」がかなり強い学部です。
公式でも、基幹理工学部は数理科学などの「理」と基礎工学などの「工」の基礎をしっかり学び、その上で数学、応用数理、情報・通信、機械・航空宇宙、電子物理、アートと科学の融合などの専門分野を教育すると説明されています。
基幹理工の特徴として大きいのが、1年生の時点では学科に所属しないことです。
1年次は学部共通のカリキュラムで理工系の基礎を学び、2年次から数学科、応用数理学科、情報理工学科、情報通信学科、機械科学・航空宇宙学科、電子物理システム学科、表現工学科のいずれかに進級します。
つまり、基幹理工は、
「入ってから少し考える時間がある理工」
とも言えます。
数学をやるのか。情報に行くのか。機械に行くのか。表現工学に行くのか。
1年生のうちにいろいろ触れてから進むイメージです。
ただし!
「入ってから決められるなら楽じゃん!」と思った人。
甘いです。
- 進級先には定員があります。
- 人気学科もあります。
- 成績も絡みます。
つまり、1年から普通に戦いです。
基幹理工、自由そうに見えて、ちゃんと競争があります。
【創造理工】建築・機械・環境・経営工学。ちょっと「大学生っぽい理工」!
創造理工は、3理工の中でも少し雰囲気が違います。
公式では、創造理工学部は「人間、生活、環境」の3つをキーワードに、科学技術の観点から人間生活と環境分野で発生している問題を解決し、新しい豊かさを創造する人材の養成を目的としていると説明されています。
基幹理工が「数学!情報!機械!電子!」だとすると、創造理工は、
- 建築
- 都市
- 環境
- 機械
- 経営システム
- 社会インフラ
- 資源
みたいな、社会との接点が見えやすい学部です。
特に建築学科は、他の理工系学科とかなり雰囲気が違います。
- 模型を作る。
- 図面を描く。
- デザインも考える。
- 人間の生活空間を扱う。
- プレゼンもある。
- そして普通に忙しい。
早稲田理工の中で「大学生っぽい雰囲気がある」と言われがちなのも建築です。
男女で仲良くやっている感じもあり、理工の中ではちょっと華やかに見えます。
ただし、華やかそうに見えて、課題は普通に重いです。
建築はオシャレな顔をした修羅です。
そして理工でよく出てくるのが、3Kです。
- 建築。
- 応化。
- 総機。
このあたりは「めちゃくちゃ大変」と言われがちです。厳密には応化は先進理工ですが、理工内の大変学科としてまとめて名前が出ることが多いです。
Kは何のKか?
きついのKです。
【先進理工】物理・化学・生命。研究色が一番強い!
先進理工は、3理工の中でも研究色がかなり強い学部です。
公式でも、先進理工学部は自然科学、つまり物理学・化学・生命科学を基礎とし、先端科学技術の向上や学際的新領域の創成を目指す学部だと説明されています。
先進理工は、大学院進学をかなり前提にしている雰囲気があります。
もちろん学部卒で就職する人もいますが、周りを見ると「院に行くよね?」という空気が強めです。
特に物理、応物、化学、応化、生命系は、学部4年間で終わりというより、大学院まで行って研究するイメージがかなりあります。
あと、女子比率にも学科差があります。
- 物理に寄れば寄るほど女子が少ない。
- 応物あたりは、教室を見た瞬間に「あ、理工だ」となります。
- 一方で、生物・生命系は比較的女子が多めに感じます。
建築も女子が多いので、「理工=男子しかいない」はちょっと雑です。
ただし、全体としてはやっぱり男子多め。
そこは否定できません。
【単位】理工は忙しい!1、2年は高校より大学してない説
早稲田理工を語るうえで避けて通れないもの。
それはなんといってもその忙しさではないでしょうか。
理工は、1、2年生がとにかく大変です。
大学生になったら、昼に起きて、空きコマにカフェに行って、サークルして、バイトして、夜は友達と飲んで……
みたいな生活を想像している人。
理工はちょっと違います。
- 1、2年生のうちは、授業が詰まります。
- 課題が出ます。
- 実験があります。
- レポートがあります。
高校と変わらないくらい忙しい、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
文系の友達が「今学期、週3登校!」とか言っている横で、理工生は朝から実験です。
卒業に必要な単位も重めに語られがちで、理工では135単位前後という数字がよく話題に出ます。しかも基礎実験は、拘束時間のわりに単位が少なく感じるタイプの科目です。
理工、コスパという概念をたまに置いてきます。
【基礎実験】忍耐力がつく
理工あるあるで一番強いのが、やっぱり基礎実験です。
基礎実験。
名前は優しそうですよね。
基礎。実験。
なんか、ちょっと楽しそう。
しかし理工生にとって基礎実験は、忍耐力育成プログラムです。
- 毎週まとまった時間が埋まる。
- 遅刻厳禁。
- ちゃんと測定する。
- エクセルに入れる。
- 考察を書く。
- レポートを出す。
- 体調不良でも手続きが必要。
- 風邪なら診断書どうする問題が出る。
大学の授業というより、生活習慣矯正施設です。
ここで理工生は学びます。
- 「実験はノリでやるものではない」
- 「データは丁寧に扱うもの」
- 「締切は逃げられない」
- 「エクセルは友達」
- 「遅刻は罪」
基礎実験を乗り越えると、たしかに忍耐力はつきます。
精神も鍛えられます。
【3K】建築・応化・総機は大変と言われがち
理工でよく出てくる大変学科ワードがあります。
3K
- 建築。
- 応化。
- 総機。
この3つは、かなり忙しいと言われがちです。
逆に、経営システム工学科、通称「経シス」は、理工の中では比較的楽と言われることがあります。
【サークル】理工生、2つ両立はキツい。でも新歓は多めに見ろ!
理工生はサークルとの付き合い方がかなり大事です。
文系学部だと、サークル2個、3個、バイト、長期インターン、旅行、みたいな人もいます。
しかし理工でそれをやると、かなり危険です。
もちろん、要領が良い人はできます。
でも、1、2年生の理工は授業が重いです。
サークルを2つガッツリ両立しようとすると、
- 実験
- レポート。
- 期末。
- サークル。
- バイト。
- 睡眠不足。
普通に詰みます。
ただし、新歓の時期はむしろ多めに見た方がいいです。
理工生でも最初は5個くらい見ておくのはアリです。
なぜなら、理工の忙しさに耐えられるサークルかどうか、入ってみないと分からないからです。
- 理工の時間割を理解してくれるサークル。
- 西早稲田からでも通いやすいサークル。
- 試験前に休みやすいサークル。
このあたりを見ておくと安心です。
理工生におすすめなのは、最初に広く見て、最後にちゃんと残すです。
最初から1つに絞ると、合わなかった時にきついです。
逆に全部残そうとすると、基礎実験に焼かれます。
【バイト】サークルよりバイト派も多い?
理工生は、サークルよりバイトに寄る人もわりといます。
理由はシンプルです。
予定を自分で調整しやすいから。
サークルは毎週決まった時間に活動があったり、イベントがあったり、合宿があったりします。
理工の時間割と噛み合わないと、普通にしんどいです。
一方でバイトは、シフト制なら調整しやすい場合もあります。
ただし、理工生はバイトも入れすぎ注意です。
「今週いける」と思って入れたシフトの前日に、レポートの存在を思い出すということも……
理工生のバイトは、気合いではなく計画性です。
【男女比】理工は男子多め。でも建築と生命系はちょっと違う!
理工と聞くと、男子ばかりのイメージがあります。
だいたい合っています。
ただし、学科によってかなり違います。
- 物理に寄るほど女子は少なめ。
- 応物も少なめ。
- 機械系も男子多め。
- 情報系も男子多め。
一方で、建築はかなり女子が多いです。
雰囲気も理工の中ではちょっと違います。
建築は男女で仲良くやっていて、大学生っぽい空気があります。
「理工なのに、なんか文キャン寄りの華やかさがある」
と言うと怒られるかもしれませんが、でもちょっと分かります。
生命系・生物系も、理工の中では女子が比較的多めに感じます。
理工女子も、いわゆる”理系チック”な子が多い印象です。
【教養科目】フルオンデマンド心理学、人気すぎ問題
理工生にも楽単を探す文化はあります。
A群、つまり教養科目の中で人気が出る授業は、やっぱりみんな気になります。
特にフルオンデマンドの「心理学」は、めちゃくちゃ人気になりがちです。
- オンデマンド。
- 心理学。
- 教養科目。
- なんか面白そう。
- 対面じゃない。
理工生は、専門科目と実験でかなり削られるので、教養科目くらいは優しくあってほしい。
ただし、人気科目は抽選や登録でうまくいかないこともあります。
取りたい授業が取れないという思いをした理工生も多くいるのではないでしょうか。
【キャンパス】理工は西早稲田キャンパス!本キャンとは別世界?
早稲田理工のキャンパスは、西早稲田キャンパスです。
副都心線の西早稲田駅は出口3がキャンパスに直結しており、高田馬場駅からは徒歩15分と副都心線ユーザーからすると、めちゃくちゃ便利です。
駅直結。雨の日も強い。
一方で、高田馬場から歩く民は、毎日ちょっとした運動です。
早稲田キャンパスの文系学部とは、空気がかなり違います。
- 建物が理工。
- 空気が理工。
- 人の雰囲気も理工。
おしゃれカフェで空きコマ、というより、実験室、研究室、コンビニ、食堂、レポート。
かなり違います。
たまに本キャンへ行くと、
となる理工生もいるはずです。
【進路】理工は大学院進学がかなり多い!
理工の進路で大きいのが、大学院進学です。
早稲田大学キャリアセンターの2025年度進路状況資料では、3理工学部の7割は同名研究科へ進学すると説明されています。
| 学部 | 卒業者数 | 就職 | 進学 | 進学率 |
|---|---|---|---|---|
| 基幹理工 | 555人 | 156人 | 376人 | 約68% |
| 創造理工 | 614人 | 170人 | 411人 | 約67% |
| 先進理工 | 510人 | 81人 | 409人 | 約80% |
先進理工、進学率がかなり強いですね。
これは学生目線でもかなり体感に近いです。
理工では、学部卒で就職する人もいますが、大学院に進む人がかなり多いです。
特に研究職や技術職を考えるなら、修士まで行くのが自然な流れになることも多いです。
文系の友達が3年から就活を本格化させている頃、理工生は、
みたいな会話をしています。
同じ早稲田でも、時間の流れが少し違います。
【理工あるある】いい人が多い。でもみんな忙しい
理工生の雰囲気として、意外とよく言われるのが「いい人が多い」です。
理工は忙しいので、みんな変にイキっている余裕がないのかもしれません。
- 実験で助け合う。
- 課題で助け合う。
- レポートで相談する。
- テスト前に情報を共有する。
- 分からないところを教え合う。
理工は、一人で全部乗り切るにはかなり大変です。
だからこそ、自然と協力する空気ができます。
ただし、みんな忙しいです。
- 誘っても予定が合わない。
- 実験がある。
- 課題がある。
- バイトがある。
いい人は多い。
でも、空いているとは限らない。
これが理工です。
早稲田理工3学部のまとめ
早稲田理工は、基幹理工・創造理工・先進理工の3学部に分かれています。それぞれ違う雰囲気を持ちながらも、共通しているのは忙しさと、実験・課題・レポートとの戦いです。
- 基幹理工は数学・情報・機械など、理工の土台をしっかり学ぶ!
- 創造理工は建築・環境など、社会に近いものづくりが強い!
- 先進理工は物理・化学・生命科学など、研究色が強い!
- 1、2年は授業・課題・実験で高校並みに忙しい!
- 基礎実験は忍耐力育成プログラム!
- 大学院進学がかなり多い!
- 西早稲田キャンパスは本キャンとは別世界!
早稲田理工は、忙しくて、少し不器用で、でも真面目で、技術と研究にちゃんと向き合う学部です。
本キャンのキラキラ早稲田とは少し違うかもしれません。
でも、西早稲田には西早稲田の青春があります。
実験して、レポート書いて、サークル行って、また課題に追われる。
それもまた、早稲田生の日常なのではないでしょうか。
