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商品ではなく「物語」を届ける。STORYマーケティングで日本の新たな価値を創る、みらいきれいの挑戦

Posted on 2026年5月21日 by 情報局 メンバー

早稲田情報局の斎藤です。

本日は、「STORYマーケティング」を展開し、第二創業期として急成長を遂げられている株式会社みらいきれいの井比博(いび ひろし)さんにお話を伺いました。

「事業内容」から「採用」、そして「社員のキャリアパス」まで詳しくお伺いしたいと思います。

商品ではなく、その背景にある「STORY(物語)」を届ける

斎藤:本日はよろしくお願いします。まずは御社が展開されている事業について教えていただけますか?

井比:よろしくお願いします。弊社は主に「STORYマーケティング」という軸でつながった、以下の事業を展開しています。

1.【BtoB】STORYマーケティング(メイン事業)

2.【BtoC】パーソナライズお箸事業「itten(イッテン)」

3.【Matching】インフルエンサーマーケティング

斎藤:「広告」と「お箸」、一見バラバラな領域に見えますが、共通する軸があるのでしょうか。

井比:実はすべて「STORY」でつながっています。 

私たちは単に商品の「機能」や「価格」をアピールするのではなく、その背景にある「企業の想い」「開発秘話」「職人のこだわり」にフォーカスし、消費者に届けます。単なる「買い手」ではなく、その企業の「ファン」を作ることが目的です。

特にお箸の事業「itten」は、日本の伝統工芸が直面している後継者不足や市場縮小という課題を、私たちのマーケティングの力で解決できないかという挑戦から始まりました。独自のアプリで手のサイズを測り、職人が一膳ずつ作る。この「伝統×デジタル」の取り組みも、職人さんの想いというストーリーを届けることで、1膳1万円以上するお箸ですが、メディアなどにも取り上げていただき、多くの方から愛される商品となりました。

斎藤:ファンを作るための広告、ということですね。具体的にどのような手法をとられているのですか?

井比:私たちは「インプット」に徹底的に時間をかけます。 経営者へのインタビューはもちろん、時には工場まで足を運んで製造工程を見学することもあります。効率を重視する他社が踏み込まない領域まで深く入り込むからこそ、より魅力的なお話を発信でき、それが結果的にクライアント様の「ブランディング」と「売上」の両立に繋がると考えます。

ただ、この「深く入り込む」という作業は、マニュアル通りに動けばいいというものではありません。相手の想いを自分事として捉える感受性と、それを市場のニーズと結びつける冷静な分析力の両方が求められます。

非常にエネルギーが必要な仕事だからこそ、どのようなメンバーと働くかが、サービスの質に直結するんです。

求めるのは「誠実な野心家」

斎藤:ここからは組織や採用についてお伺いします。現在「第二創業期」とのことですが、どのような人材を求めていますか?

井比:私たちは「誠実な野心家」という言葉を大切にしています。 

【誠実さ】 顧客に寄り添い、背景にある思いを汲み取る力。

【野心】会社の目標達成を通じて、自分自身の夢や目標を実現したいという強い欲望。

現在、毎年200%の売上成長を目指しており、5年後、10年後に経営層として活躍できる人材を求めています。そのため、新卒採用も年間5名程度に絞り、「自分から仕事を奪って成長しようとする姿勢」を重視しています。

斎藤:成長スピードもかなり速そうですね。

井比:実際、入社1年半で課長、3年で事業部長、5年で執行役員になった例もあります。20代で年収1,000万円を超えることも可能です。評価制度も「MK1」〜「MK9」までのランク制で、昇格要件が明確に言語化されています。

社員の夢を支える「プラットフォーム経営」

斎藤: 「プラットフォーム経営」というユニークな制度についても教えてください。

井比: 社員個人の夢を、会社の資金や人材を使って実現する仕組みです。「将来カフェを経営したい」「新規事業を立ち上げたい」といった夢を持った優秀な仲間が、退職せずに会社の中でそれを実現させる。会社を「自分の夢を叶えるためのプラットフォーム」として活用してほしいんです。

斎藤:会社を「使う」という感覚は、学生にとっても新鮮かもしれません。

井比:ただ、誤解してほしくないのは「キラキラした」イメージだけで入るとギャップがあるかもしれません。私たちの仕事は、地道な数値分析やロジカルな仮説思考の連続です。その「現実」を理解した上で、それでも成し遂げたい夢がある学生に来てほしいですね。

学生へのメッセージ

斎藤:最後に、この記事を読んでいる学生に向けてメッセージをお願いします。

井比:弊社のビジョンは「日本の新たな価値を作る」ことです。買い手が満足し、クライアントが潤い、自社も成長する「三方よし」の環境を本気で作ろうとしています。

私たちは「NPS」という世界的にも多くの企業が導入している「サービス満足度の指標」

を取り入れ、お客様のサービス満足度を定点チェックしています。このスコアは一般的には「マイナスのスコア」になることがほとんどで、「プラスのスコア」にすることは非常に難易度が高いものでもあります。

弊社は2023年からNPSを導入し、初回は「-16.7」だったスコアが、直近では「+14」まで向上しました。

ぜひ「誠実さ」と「野心」を持ち、自分の可能性を広げたい方とぜひ直接お会いしたいですね。

斎藤: 地道な分析と高い志、その両輪がみらいきれい様の強みなのですね。本日はありがとうございました!

取材を終えて

井比さんとお話しして印象的だったのは、数字に対するシビアさと、人に対する温かな眼差しが同居している点でした。「ストーリーマーケティング」という情緒的な言葉の裏側にある、徹底した現場主義。第二創業期というエキサイティングなフェーズで、自らの夢を追いかけたい学生にとって、これ以上ない刺激的な環境だと感じました。

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