春の神宮に、早慶戦の季節がやってくる
春の大学野球といえば、やっぱり外せないのが早慶戦です。
早稲田大学と慶應義塾大学がぶつかる伝統の一戦。野球に詳しい人はもちろん、「野球って実はちゃんと見たことないかも」という人でも、球場の空気を味わえばその面白さに熱狂すること間違いなしです!
春の早慶戦は、5月30日に第1回戦、5月31日に第2回戦が行われる予定で、どちらも試合開始は13時。会場は明治神宮野球場になります。
「野球観戦って、ルールを全部知らないと楽しめないのでは?」と思う人もいるかもしれません。けれど早慶戦は、試合だけでなく応援や校歌、エール交換まで含めてひとつの大きなイベント。むしろ最初は、スタンドの熱量に圧倒されるくらいでちょうどいいかもしれません。
早慶戦は、六大学野球の“クライマックス”
早慶戦は、東京六大学野球のなかでも特別な位置づけにある試合です。画像でも紹介されている通り、毎シーズンの「最終カード」として組まれる伝統の一戦で、優勝争いや順位争いを左右することもあります。
今回の注目ポイントは、慶應がリーグ首位で迎える大一番というところ。明治と勝ち点で並びながら、勝率では慶應がトップに立っている状況です。そこに、早稲田が“優勝阻止”をかけて挑む。これはもう、静かな試合になるはずがありません。
早慶戦は、ただのライバル校対決ではありません。両校のプライド、応援席の熱気、シーズンの行方までが重なる一戦です。背景を知ってから観ると、一球ごとの見え方が少し変わります。
最近の流れを見ると、さらに面白い
直近の成績では、2024年秋は慶應が連勝し、2025年春と秋は早稲田が勝利しています。
つまり、近年の流れだけを見ると、慶應が強さを見せたシーズンもあれば、早稲田が巻き返したシーズンもあるということ。どちらか一方がずっと圧倒しているわけではないからこそ、今回の一戦にも期待が高まります。
しかも今回は、慶應が首位で迎えるカード。早稲田がそれを止めるのか、慶應がそのまま走り切るのか。試合前からドラマの土台はできています。あとは何が起きるのか、楽しみですね!
応援歌を知っておくと、楽しさが一段上がる
早慶戦の魅力を語るうえで、応援は欠かせません。
特に押さえておきたいのが、第一応援歌「紺碧の空」です。早稲田を象徴する名曲で、試合の盛り上がりが最高潮になる場面で歌われます。全部覚えていなくても大丈夫ですが、事前に一度聴いておくだけで、当日の楽しさはかなり変わります。
攻撃開始の合図のように流れる「コンバットマーチ」、中盤を盛り上げる「早稲田の栄光」、チャンスの場面で流れる「ザ・チャンス」、スタンド全体で盛り上がる「Viva Waseda」など、応援席ではさまざまな曲が登場します。
最初は「え、今なに歌ってるの?」となるかもしれません。でも大丈夫です。周りの手拍子に合わせているうちに、だんだん雰囲気がつかめてきます。
最初は様子見、気づいたら一緒に盛り上がっている。早慶戦の応援席では、わりと自然にそうなります。
エール交換は、静かに見守るのがマナー
早慶戦らしさを感じられる場面のひとつが、エール交換です。
エール交換は、両校の健闘を称えるために行われる伝統的な時間です。試合前や7回攻撃時、試合終了後などに、自校の旗が掲げられ、校歌や第一応援歌が歌われます。
ここで大事なのは、盛り上がるだけが応援ではないということ。エール交換中は応援席への入退場は禁止され、全員が起立して脱帽、応援団によるエール交換を静かに見守ります。
「ちょっと飲み物を買いに行きたいな」と思っても、このタイミングでは少し待つのがいいでしょう。エール交換は、相手校への敬意を示す時間でもあります。早慶戦をきちんと楽しむなら、この空気感はぜひ知っておきたいところです!
神宮球場には、身軽に行くのが正解
観戦当日の持ち物も、事前に確認しておきたいポイントです。
食べ物やペットボトル、水筒は持ち込み可能です。
お弁当やお菓子を持って行けるのは、学生にとってかなりありがたいところ。球場グルメを楽しむのももちろんアリですが、全部現地で買うとお財布にじわじわ効いてきます。観戦後に友達とご飯へ行く予定があるなら、ここで少し節約するのも現実的です。
一方で、ビンや缶、クーラーボックス、大きな音を出すものは禁止されています。さらに、神宮球場の座席は広々ゆったりというより、観戦に必要なスペースをうまく使うタイプです。大きな荷物を持って行くと、自分も周りも少し大変になります。
旅行帰りのスーツケースを持ったまま神宮へ直行、みたいなプランはなかなかハードです。ロッカーがあるとはいえ、数には限りがあります。できれば荷物はコンパクトにまとめて、両手が空くくらいの身軽さで向かうのがおすすめです!
早めに行くと、早慶戦はもっと楽しめる
試合開始は13時ですが、早慶戦は混雑しやすいカードです。入場前から人が集まりやすく、友達と合流するだけでも意外と時間がかかることがあります。
初めて行くなら、試合開始ギリギリではなく、少し余裕を持って神宮に到着しておくと安心です。球場に入ったら、まず席の位置やトイレ、売店の場所をなんとなく把握しておくと、その後がかなり楽になります。
そして何より、早慶戦は試合前の空気も見どころです。応援団の動き、スタンドのざわめき、校歌が流れる瞬間。プレーボール前から、すでに早慶戦は始まっています。
遅れて席に着いて「え、もうめっちゃ盛り上がってるんだけど」となるより、少し早めに行って空気ごと味わうほうが断然おすすめです!

(応援合戦も見どころの早慶戦、試合前から早慶戦は始まっている。)
野球に詳しくなくても、早慶戦は楽しめる
野球観戦に慣れていない人ほど、「ルールが分からなかったらどうしよう」と不安になるかもしれません。
でも、早慶戦は細かいルールを完璧に知らなくても楽しめます。もちろんルールが分かればより面白いですが、スタンドの反応を見ているだけでも、「今チャンスなんだな」「ここは大事な場面なんだな」という空気は伝わってきます。
周りが急に盛り上がったら、だいたい何かが起きています。そこから少しずつ覚えていけば十分です。最初から完璧に理解しようとしなくて大丈夫。むしろ、分からないことを友達に聞きながら観るのも、大学生らしい楽しみ方です。
早慶戦は、大学文化を浴びるイベント
早慶戦の魅力は、勝ち負けだけでは終わりません。
勝った側の歓喜、負けた側の悔しさ、応援席の一体感、エール交換の緊張感。そうしたものが全部重なって、神宮球場全体がひとつの空間になります。
大学スポーツならではの熱さがあり、長く続いてきた伝統の重みもある。でも、堅苦しく考えすぎる必要はありません。初めてなら、まずは神宮の空気を浴びるだけで十分です。
飲み物を用意して、荷物は軽くして、少し早めに到着する。応援歌は知らなくても、手拍子から入ればOK。エール交換では静かに見守る。これだけ押さえておけば、初観戦でもかなり楽しめます。
春の早慶戦は、行く前の予習で楽しさが変わる
春の早慶戦は、大学野球のクライマックスであり、学生文化を体で感じられるイベントです。
今回のカードは、慶應が首位で迎え、早稲田が優勝阻止を狙う注目の一戦。試合の背景を知っておくだけで、観戦の面白さはぐっと増します。
応援歌を少し聴いておく。エール交換のマナーを知っておく。神宮球場の持ち込みルールを確認して、荷物は少なめにする。そして、当日は少し早めに向かう。
それだけで、初めての早慶戦でもかなり楽しめるはずです!
春の神宮で、応援の声と拍手に包まれる時間。野球好きはもちろん、「大学っぽい熱いイベントを味わってみたい」という人にも、早慶戦はぴったりです。
チケット販売状況、開門時刻、入場方法、持ち込みルールなどは変更される可能性があります。来場前には、明治神宮野球場や東京六大学野球連盟、各大学の最新案内を必ず確認してください。
