早稲田大学には、授業やサークルだけでは語りきれない“学生生活の名物”があります。なかでも存在感が大きいのが、100キロハイク、早稲田祭、早慶戦の3つ。
名前は聞いたことがあっても、「実際なにをするの?」「初めてでも行っていいの?」「どれが一番参加しやすい?」と聞かれると、意外と説明に困る人も多いはず。早大生なら一度は話題に上がるイベントなので、入学前の受験生や保護者、大学生活をのぞいてみたい人にも知っておきたいところです。

(100キロハイクでは本庄から早稲田まで2日間掛けて歩く有名イベント)
5月の名物、100キロハイクは“歩く”だけじゃない
100キロハイクは、本庄から早稲田までを2日間かけて歩く、かなりインパクトのあるイベントです。全6区間を進み、総距離は100キロ超え。名前の時点でなかなか強いですが、実際の中身もかなり濃いイベントです。
ただ長距離を歩くだけではなく、参加者の個性的なコスプレにも注目が集まります。早大生だけでなく一般参加者も多く、過去には約500人が参加した年もあるほど。体力勝負でありながら、どこかお祭り感もあるのが早稲田らしいところです。
1日目のゴール後は所沢の体育館で雑魚寝をして、2日目に備えます。正直、快適なホテル泊とは真逆です。でも、だからこそ一緒に歩く仲間との距離が一気に縮まるのかもしれません。途中でリタイアする人もいる一方で、同じ道を歩き続けるうちに、自然や仲間とのつながり、チームの団結を感じる人も多いイベントです。
最後の閉会式で歌う「紺碧の空」は、かなり感動的だと言われています!
疲労困憊の状態で歌う校歌や応援歌って、たぶん通常時の3倍くらい心にきます。
11月の早稲田祭は、日本最大級の学園祭
早稲田祭は、例年20万人以上が来場する日本最大級の学園祭です。キャンパス全体が一気にイベント会場のようになり、早稲田のエネルギーをかなり分かりやすく体感できます。
前夜祭やオープニングイベントから始まり、アーティストライブ、芸能人のトークショー、大隈講堂でのライブやステージイベント、数々の屋台、エンディングフェスティバルまで、内容はかなり盛りだくさん。サークルや学生団体の企画も多く、ふらっと歩くだけでも「こんな団体あるんだ」と新しい発見があります。
受験生にとっては、大学の雰囲気を見るチャンスにもなります。普段のオープンキャンパスとは違い、学生の熱量やキャンパスの空気感がそのまま出るので、「ここで学生生活を送ったら楽しそう」とイメージしやすいはずです。
ただし、人気企画は混雑しやすく、時間帯によっては移動するだけでも少し大変です。友達と行くなら、待ち合わせ場所はかなり具体的に決めておくのがおすすめです。「大隈講堂の近くで」は、混雑時には意外と危険ワードです。

(早慶戦は野球に限らず様々なスポーツで年中繰り広げられている)
年中盛り上がる早慶戦は、ライバル校との伝統対決
早慶戦は、早稲田大学と慶應義塾大学の伝統的なライバル対決です。野球だけのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、バスケットボール、ラグビー、サッカー、バレーボールなど、さまざまな競技で行われています。
野球では春秋の東京六大学野球リーグ戦、バスケットボールでは春秋の定期戦、ラグビーでは11月の定期戦など、年間を通して熱い試合があります。会場も競技によって異なり、神宮球場、代々木体育館、秩父宮ラグビー場などが舞台になります。
早慶戦の魅力は、試合そのものだけではありません。応援合戦の迫力も大きな見どころです。応援席の一体感、校歌や応援歌、チアや応援部のパフォーマンスが重なると、初めて観戦する人でも自然と引き込まれます。
スポーツに詳しくなくても楽しめるのが早慶戦のいいところです。ルールを完全に理解していなくても、周りの盛り上がりに乗っているうちに、いつの間にか声を出して応援している。そういう“現地の空気”があります。
どのイベントから参加するのがいい?
初めてなら、参加しやすいのは早稲田祭です。キャンパスを歩きながら屋台やステージを楽しめるので、受験生や保護者、外部の人でも入りやすい雰囲気があります。友人と一緒に行けば、ちょっとした休日のお出かけ感覚でも楽しめます!
早慶戦は、早稲田らしい一体感を味わいたい人にぴったりです。サークル仲間やクラスの友人と観戦すれば、試合後にそのまま感想戦まで盛り上がれます。大学生っぽい休日を過ごしたいなら、かなり有力候補です。
100キロハイクは、気軽に参加するというより、少し覚悟を持って挑むタイプのイベントです。体力に自信がある人、何か大学生活らしい思い出を作りたい人、仲間と一緒に達成感を味わいたい人にはかなり刺さるはず。ただし、無理は禁物です。準備不足で挑むと、楽しいより先に足が終わります。
初めて行く前に知っておきたいこと
早稲田三大イベントは、それぞれ楽しみ方が違います。早稲田祭は混雑対策、早慶戦はチケットや会場確認、100キロハイクは体調管理と装備の準備が大事です。
特に屋外イベントやスポーツ観戦は、天候によって快適さがかなり変わります。雨具、歩きやすい靴、飲み物、モバイルバッテリーあたりは、持っておくと安心です。早稲田祭のように長時間歩き回るイベントでも、靴選びは地味に重要。おしゃれを優先しすぎると、夕方には足元から後悔が、、、。
また、人気企画は入場制限や事前予約が必要になる場合があります。友人と行く場合は、集合時間だけでなく、見たい企画の優先順位も軽く話しておくとスムーズです。全員が「なんとなく行けば何とかなる」と思っていると、何も見れずに楽しめずに終わってしまうかもしれません!
早稲田らしさを感じたいなら、三大イベントは外せない
100キロハイクは、体力と仲間との絆を試す挑戦型イベント。早稲田祭は、学生の熱量がキャンパス中に広がる大規模な学園祭。早慶戦は、伝統と応援文化を体感できるライバル対決です。
どれも方向性は違いますが、共通しているのは「早稲田ってこういう大学なんだ」と肌で感じられること。早大生はもちろん、受験生や保護者、大学イベントに興味がある人にとっても、早稲田の雰囲気を知るきっかけになります。
日程、開門時間、チケット情報、持ち込みルール、参加条件などは変更される可能性があります。参加や来場を考えている場合は、事前に公式サイトや大学の最新案内を確認しておくと安心です。
