1. 導入
斎藤:本日はインタビューのお時間をいただき、ありがとうございます 。早稲田大学の学生に向けて、御社の事業内容やカルチャーなど、リアルなお話を伺えればと思っております 。まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
西畑さん:はい、よろしくお願いいたします 。私は2020年に新卒で入社し、今年で7年目になります。入社1年目は新卒採用を1人で担当し、その後、マンションの仕入れの営業を2年ほど経験した後、現在は再び採用チームに戻り、新卒採用・中途採用に加え、新卒研修の企画・運営にも携わっています。

2. 企業の概要
斎藤:さっそくですが、まずは御社のミッションと事業内容について教えていただけますか 。
西畑さん:私たちは「“作る”から“活かす”社会の実現へ」というミッションを掲げ、都心部を中心に中古マンションの買取再販事業を展開しています。
具体的には、中古マンションを1部屋単位で仕入れ、その物件に合った最適なリノベーションを施すことで付加価値を高め、一般のお客様へ販売するという事業です。
日本の住宅市場は、これまで新築を次々と建てる「スクラップ&ビルド」の形で発展してきました。しかし、人口減少や空き家問題、環境問題に直面する現代において、そのモデルは限界を迎えています。私たちは「ゼロから新しいものを作る」のではなく、「今あるものに新たな価値を吹き込む」ことで、持続可能な循環型社会の実現をリードしていきたいと考えています。
斎藤:広く知られている一般的な不動産ビジネスとは、どのような違いがあるのでしょうか。
西畑さん:多くの学生の皆さんが不動産の仕事と聞いてイメージするのは、物件の売買や賃貸を仲介する仕事かと思います。
しかし、私たちが行っている買取再販事業では、市場で価値の埋もれてしまった物件を選定して購入する「仕入営業(バイヤー)」、ターゲット層の生活を想像しながら間取りやデザイン等のリノベーションのプランを創る「商品企画」、そして生まれ変わった物件をお客様の元へと届ける「販売営業」というように、一つの事業の中に多彩な役割が存在します。
これらすべてのフェーズを自社で一気通貫で行うため、ビジネスパーソンとして非常に幅広い経験とスキルを養うことができます。
斎藤:ちなみに、なぜ都心部に特化しているのですか。
西畑さん:都心部に特化している理由は、今後の人口動態を見据えた戦略にあります。日本全体で人口減少が進むなかでも、都心部は依然として人口が減りにくく、安定した住宅需要が見込まれるエリアです。将来的にも持続的なニーズがある市場へ経営資源を集中させるため、私たちは都心部のマンションに特化しています。

3. 企業の強み
斎藤:御社は独自のビジネスモデルが強みだとお聞きしましたが、具体的に教えていただけますか。
西畑さん:はい 。一般的な買取再販事業では、空室物件を仕入れ、即座にリノベーションを施し、販売した際の売却益が主な収益となります 。しかし当社の場合は、すでに賃貸中(入居者様がいる状態)の物件を、オーナーの立場を引き継ぐ形で仕入れるところからスタートします。
斎藤:賃貸中の物件をそのまま購入される、ということですか 。
西畑さん:その通りです。賃貸中の物件を購入後、まずは自社でそのまま保有します。その期間は、入居者様からの家賃収入が収益となります。そして、将来的にその入居者様が退去されたタイミングでリノベーションを行い、一般のお客様へ販売します。このときの売却益が2つ目の収益となります。家賃収入と売却益という二重の収益構造によって、手堅くかつ大きな収益を生み出しています。
実は当社は中古マンションの保有数で日本一を誇り、現在、全国に約4,000室を保有しています。そのため、家賃収入だけで会社の固定費を賄い、ほぼ黒字化できる安定基盤があります。この強固な土台の上に売却益が積み重なっていくからこそ、業界トップクラスの売上や利益率を誇っています。
斎藤:非常に安定したモデルですね 。なぜ他社は同じような手法を取らないのでしょうか。
西畑さん:賃貸中のまま売買する「オーナーチェンジ物件」は、仕入れ時の査定が極めて難しいというのが一つの理由です。通常の買取再販であれば「リノベーション後、数ヶ月以内にいくらで売れるか」を予測して逆算しますが、入居者様がいる場合は「いつ退去されるか(いつリノベーションして売れるか)」が読めません。もしかしたら10年後になる可能性もあり、未来の市場予測も含めた査定が必要になります。
私たちは25年前からこのビジネスモデルを開拓してきたリーディングカンパニーです。蓄積された膨大なデータと独自の査定ノウハウがあるからこそ成立するモデルであり、他社が容易に真似できない高い参入障壁となっています。

4. 社内の雰囲気
斎藤: 御社は、一般的な不動産会社が持たれているイメージとは大きく異なる社風だと伺いましたが、具体的に教えていただけますか。
西畑さん:不動産業界といえば、個人の数字を競い合う「個人戦」のイメージが強いかと思いますが、当社は「チームワーク」を何よりも大切にしている点が特徴です。私たちは個人のスタンドプレーではなく、チームとして、組織として共に成長していくことを重んじています。新卒・中途に関わらず、「チームで成果を出すこと」に共感したメンバーが集まっているため、ノウハウの共有やフォローの文化が自然と根付いていますね。
斎藤:実際の社員の方々のコミュニケーションの様子はいかがでしょうか。
西畑さん:当社ではオープン&フラットという社風が深く浸透しています 。創業者の水永が、もともとボストンコンサルティングやゴールドマン・サックスといった外資系企業出身ということもあり、外資系特有の風通しの良い組織作りを追求してきました。
そのため、部署や年次、役職関係なくコミュニケーションが活発に行われています。
例えば、月に一度ランダムにチームを組む「シャッフルランチ」や、メンバーの素晴らしい行動をメッセージカードで称賛し合う「スターカード」といったカルチャーがあります。
日頃から積極的にメンバー同士がコミュニケーションを取っていることで、業務上の情報共有や意思疎通をスムーズに行うことができ、それが会社全体の意思決定の速さにも繋がっていると思います。
斎藤:仕事以外でも、休日などに社員の方同士で遊ぶことはあるのですか。
西畑さん: はい、プライベートでも仲が良く、よく有志で集まっています。当社では休日に会社のフリースペースを自由に活用できるため、若手メンバーでボードゲームを楽しんでいます。私は最近脱出ゲームにハマっているのですが、他部署の部長や先輩たちと一緒に行くこともあり、公私ともに分け隔てなく関係を築ける仲の良さがあります。
斎藤: とても仲が良い会社なのですね。そうした風土の中で、御社ではどのような社員の方が活躍されているのでしょうか。
西畑さん: ロジカルに物事を考え、戦略的かつ効率的に成果を出すスマートな社員が多いと感じます。根性論や気合いによる「質より量」の営業スタイルではなく、いかに戦略的に、再現性のある成果を出すか。そんな「知識と戦略で勝負する」カルチャーだからこそ、互いをプロフェッショナルとして尊重し合える関係性を築けているのだと思います。

5. キャリアパスについて
斎藤:新卒で入社した場合の初期配属や、その後の配属・キャリアステップについて教えていただけますか。
西畑さん:当社の新卒採用は「総合職」としての採用のみ行っています。ジョブローテーション制度を導入しており、若手のうちに複数の部署を経験することで、ビジネスを多角的な視点から捉える力を身に付けることができます。
主な配属先は、不動産の仕入れ、リノベーション企画、販売営業といった事業のコアとなる部門ですが、バックオフィス(管理部門)へ配属となる可能性もあります。
当社には、不動産のプロフェッショナルとしてはもちろん、経営企画や人事といったバックオフィスの各分野で、自分らしく活躍している先輩がたくさんいます。
まずは現場でビジネスの基礎体力を固め、その先で自身の適性やバックグラウンドを活かした道を選択できる。そんな「キャリアの選択肢の豊富さ」は、この規模の会社だからこその面白さであり、大きな魅力だと思います。
6. 早大生へのメッセージ
斎藤: それでは最後に、この記事を読んでいる早稲田大学の学生に向けて、メッセージをお願いします。
西畑さん: 当社が行う買取再販事業は、環境問題や空き家問題にアプローチする、社会貢献性の高い成長産業であり、独自のビジネスモデルで圧倒的な安定基盤を築いています。だからこそ、市況に左右されず、若手のうちから大きな裁量を持って思い切りチャレンジできる環境があります。
「若いうちからどんどん経験を積んでビジネスパーソンとしてスピーディーに成長したい」、「社会に価値を還元したい」という志向性を持った方には、これ以上ない面白い舞台だと思います。
就職活動においても、私たちは「オープン&フラット」でありたいと考えています。
皆さんのキャリアに真摯に向き合いますので、少しでもワクワクしてくださった方は、ぜひ選択肢の一つとして私たちの扉を叩いてみてください。
